世界の図書館を見てみよう
こんにちは。
大学生ブロガーのアルス(@Arusu_blog)です。
突然ですが、あなたは最近図書館を使っていますか。
ぜーんぜん使ってない??
学生の頃はたびたび使ったけど、最近は図書館に行くのがめっきり減った?
そういう方もいますよね。
でも、
図書館に行くこと自体は意外と好きな方なんだよね。
と思う方は結構多いんじゃないでしょうか。
本に囲まれた空間がなんとなく好きって思っている人、いると思います。
僕もそんな一人です。
そこで、今回は人生で一度は行ってみたい世界の美しい10の図書館をご紹介します。
・本が特別に好きな訳じゃないけど、図書館はなんとなく好きな人
・図書館巡りをよくする人
・暇があれば図書館に寄っちゃう人
・「世界の図書館ってどんな感じなん?」って思う人
こんな方に向けて書いてみましたので、当てはまるようなら必見です。
目次
世界の美しい図書館10選
図書館に愛を捧げる私がオススメする美しい図書館をご紹介しましょう。
ここからが本題です。
大阪府立中之島図書館 @日本
BY bnhsu
こちらは約110年の歴史をもつ「大阪府立中之島図書館」。
重要文化財にも指定されています。
明治期に建築された図書館で、外観はルネサンス様式。
内部空間は下の画像でも分かるように、バロック様式を基調としています。
外観や内部空間からうかがえる、荘厳で格調高いデザイン。
そして、扱っている図書は古文書や大阪に関連する文献に加え、ビジネス関係の分野に特化した資料・書籍ということもあって、ビジネスマンを対象とした様々なサービスが提供されています。
社会人であれば行ってみるべきかも。
司馬遼太郎記念館 @日本
BY PlusMinus
亡き文豪、司馬遼太郎氏の業績を後世に伝えるため建築された「司馬遼太郎記念館」。
保存する書籍・資料の数は約6万。
また、司馬遼太郎氏が執筆に利用した書斎も当時のまま保存されています。
注目すべきはこの記念館を設計した人物でしょう。
日本が誇る偉大な建築家、安藤忠雄さんです。
安藤忠雄さんは、「蔵書で囲われて、闇に包み込まれたような、かすかな光の空間のイメージ」(記念館図録より)をもとに、周辺の環境とも調和するようこの記念館を設計されました。
引用元:司馬遼太郎記念館公式サイト
彼のイメージが実に巧妙に表現されています。
BY Shih-Min Hsu
BY 準建築人手札網站 Forgemind ArchiMedia
ヘレフォード大聖堂図書館 @イギリス
イギリス西部にあるヘレフォード大聖堂の図書館です。
この図書館の特徴は世界的にも大変珍しい書籍の保存方法。
その保存方法とは「書籍を鎖でつなぐ」こと。
中世の15世紀以来の保存方法を尊重している図書館として世界的にも非常に貴重な場所です。
マフラ宮殿図書館 @ポルトガル
BY Pedro
ポルトガルのリスボン郊外にある「マフラ国立宮殿図書館」。
マフラ国立宮殿はポルトガル国内で最も豪華なバロック様式の建築として有名です。
この図書館もヘレフォード大聖堂図書館と同じく書籍の保存方法に特徴があるんです。
1771年に建てられた、見た目はゴージャスなこの図書館ですが、本の保存に薬品を使わず、図書館に住んでいる小さなコウモリが本に付く虫を食べることで大切に保存しているというエコな部分もあります。
引用元:ようこそポルトガル
BY Pedro
アメリカ議会図書館 @アメリカ
BY Powhusku
アメリカのワシントンD.C.にある「アメリカ議会図書館」。
蔵書数は約3.100万冊と世界のあらゆる図書館の中でも世界一の規模です。
毎日1万点の資料が新たに収蔵されているのだとか。
日本の国立国会図書館はこのアメリカ議会図書館をモデルとしています。
ジョンズ・ホプキンス大学ジョージ・ピーポティ図書館 @アメリカ
こちらは世界大学ランキングでも常に20位以内に入るジョンズ・ホプキンス大学の「ジョージ・ピポティ図書館」。
世界的にも「本の大聖堂」と名高いこの図書館は6階で吹き抜けの構造です。
さらに、床は大理石で埋められており威厳を感じます。
これだけの書籍を一望できる図書館は見るものを圧倒しますね。
イェール大学バイネッキ図書館 @アメリカ
アメリカのイェール大学の数ある図書館の中でもそのデザイン性に定評のある「バイネッキ図書館」。
窓がなく外界から隔絶された空間は、絶妙な具合の照明方法により、非日常を醸し出しています。
大理石や光を透かす花崗岩を用いた現代的なデザインです。
こんなところで勉強ができたらさぞ頭がよくなりそうですね。
ベルリン国立図書館 @ドイツ
ドイツの首都ベルリンにある「ベルリン国立図書館」。
ヨーロッパでも最古の図書館としても有名です。
とりわけ保有している文献もかなり貴重なものが実に多い。
例えば、バッハやモーツァルトの手書きのスクリプトや、ベートーヴェンによる交響曲第9番の原本の楽譜が保存されています。
また、上部から良い具合に差し込む光と照明が調和し、気持ちの良い空間を生み出しています。
シュトゥットガルト市立図書館 @ドイツ
2011年に完成した新しい図書館「シュトゥットガルト市立図書館」。
特徴は内装は白一色で統一されていることでしょう。
近未来感が充満していますね。
いかにも海外の映画で使われていそうです。
外観はキューブ型で、夜は下の画像のようにライトアップされます。
これだけ先進的なザインの図書館は見るだけでも価値があります。
せんだいメディアテーク @日本
BY 準建築人手札網站 Forgemind ArchiMedia
再び、日本の図書館の登場です。
2001年に開館された「せんだいメディアテーク」。
外観はガラス張りで内部が一望できる作りとなっています。
非常に美しい。。。
でも、もっと注目して欲しい特徴はその特殊な建築方法。
まず、東京や大阪といった都会にあるビルの多くは、ラーメン構造という形式に従っています。
ラーメン構造っていうのは、ざっくり言えば、等間隔に建てられた四角い柱によって建物が支えられている構造です。
しかし、「せんだいメディアテーク」は違います。
四角い大きな柱を、多くの細い鉄柱に置き換えます。
さらに、その細い鉄柱を不規則に配置しました。
すると、どうでしょう。
従来のビル構造からかけ離れた、非日常の魅力ある空間を生み出すことに成功したのです。
その結果、光がスッと入りやすく風通しの良い構造、エレベーターや階段の内部空間がよく見える美しい構造が誕生しました。
それがこの画像。
BY ANGE URBAIN
この珍しい構造から世界的に注目されており、毎年海外からの観光客も多いのだとか。
まとめ
世界の図書館を見てみて、いかがでしたでしょうか。
日本の図書館も世界に劣らず素晴らしいものがありましたね。
ただ、世界の図書館は規模がかなり大きく日本の図書館では感じられない壮大さがありました。
最後に、もっと色んな図書館の様子を見てみたいという方はこちらをオススメします。
文化の象徴ともいうべき「図書館」を総特集した世界初の美麗豪華本です!!
外観を捉えた写真はもちろん、各図書館をめぐる建築史・文化史も書かれています。
では、今日はこの辺で。アルス(@Arusu_blog)でした。
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